お店のカウンターに立つ主人公きみこ ドーナツの穴は何の味? ドーナツの穴

映画ドーナツもり

TRAILER

下向き灰色の波 型抜きされるドーナツ 灰色の波

INTRODUCTION

ドーナツの穴(丸いドーナツ)

本作は、広告をメインに活動しているディレクター、定谷美海の初中編作品。時代における流動的な傾向と、人間という固定的な2つの間にできる溝に着眼しつつ、親しみやすいテイストで描いている。

主人公の公子を演じるのは、本作が初主演で、『止められるか、俺たちを』(18/白石和彌監督)『あのこは貴族』(21/岨手由貴子監督)などに出演して注目を集めている女優、中澤梓佐。そのほか、足立智充、安藤聖、芹澤興人など、骨太で個性あふれる役者陣が脇を固めている。

撮影は、神楽坂に実在する人気のドーナツ店【ドーナツもり】をメインに、象の公園や赤城神社などで実施。定谷監督が思い入れのある神楽坂の魅力がたっぷりと詰まっている。小さな街の小さなお店を介して生まれるさまざまな人間模様を描き、人と人との交流の大切さを気付かせてくれる作品が誕生した。

下向き灰色の波 揚げられるドーナツ 灰色の波

STORY

東京・神楽坂にある、小さなドーナツ店、ドーナツもり。

主人公の公子はイラストレーターの仕事の傍ら、ドーナツ屋でバイトをしている。

このお店に訪れるお客さんは風変わりな人々ばかり。好奇心旺盛な公子は、お客さんの人生にお節介にも介入していき、助けたり、気付かされたり…。そんな彼らとの交流を通して、公子は自分自身と向き合うようになる。

祈る公子
ドーナツを作る森さんと小石くん
神楽坂駅と公子
イラストにのめり込む公子
ドーナツもり店舗外観

CAST

中澤梓佐
足立智充
高橋雄祐
仁科かりん
遊屋慎太郎
関口アナン
芹澤興人
安藤聖

STAFF

プロデュース/脚本/監督/編集

定谷 美海

2022年|カラー|16:9(4:3)|5.1ch|44分|©映画『ドーナツもり』

COMMENT

各界著名人からのコメント

50音順/敬称略

相武紗季(俳優)

ドーナツって特別感があるのにかしこまってなくて、懐かしさを感じる不思議な食べ物ですよね。主人公の彼女の優しさや逞しさがまさにそれで、とても魅力的でした。日常の中の喜びや悲しみはそんなに派手じゃなくて、流れる毎日の中で見過ごしてしまうくらい小さいけど、でも確かに輝く瞬間ってあると思う。
ご自分の特別なドーナツとコーヒー片手に行くことをお勧めします。

伊藤健太郎(俳優)

現代の社会で感じてる人が多いいであろう、 自分の存在意義、自分の心の中にぽっかりと空いた穴。 それを丁寧に描いてる部分が僕を含め観ている人に刺さると思いました。 明確な答えはないし、人それぞれだと思うけれど、 ドーナッツの穴のように空いた、「心の隙間を埋めるもの」のヒントをくれているような気がしました。

イリエナナコ(映画監督/コピーライターなど)

ドーナツもりを訪れる人々は、どこか欠けていて愛おしくて、彼らこそがドーナツのよう。彼は踏み出したかな。彼女は相変わらずかな。私も神楽坂まで走っていって、一人ずつ捕まえて、映画の続きの日々のこと、聞き出したくなりました。

UQiYO(アーティスト)

人間が人間として、2021年に東京を生きる全ての平凡なトラジェディが美しく描かれていると思いました。今、時代はこの世界を過去とするのか現代とするのかを問われていると思う。ドーナツの穴のように、空虚で透明で、本来暖かい人々の営みに囲まれることを祈り、幾つものシーンで涙しました。

河井青葉(俳優)

特別な関係じゃなくても、そこでだけ交わされるコミュニケーションが心地良いときがある。 それ以上にならなくてもいい。開いた穴に心地の良い風が吹くとき、少し前進した気がする。

GAZEBO(映画監督)

こんなにお節介焼きな人に出会ったのは久しぶりかもしれない。 昔は身近にも映画の中にもたくさんいたのに。 ちょっと疎ましく、ちょっと嬉しいお節介。 自分もドーナツの穴をいただいた気持ちになりました。

菊地健雄(映画監督)

中澤梓佐さんはいつお会いしてもしっかりと地に足のついた人で、そんな彼女の初主演作は当然のようにちゃんと地に足のついている作品でした。これって実はとても凄いことだと思います。ドーナツの穴の深みや美味しさを是非味わってください!

峯村リエ(俳優)

今日もきーちゃんはあの場所で心を沢山動かしながらドーナツや人々を見つめているんだろうな。 切ない事が多い今、胸に湯たんぽをそっと抱かせてくれるような映画です。 定谷監督の映像は薄い虹色の温かいゼリーみたいで、ホッとするのと同時にときめいてしまったりもします。

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